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北里大学獣医学部 附属フィールドサイエンスセンター 十和田農場

TEL. 0176-23-4371

〒034-8626 青森県十和田市東二十三番町35番地1号

家畜棟CATTLE

 家畜棟は、実習や実験などで一番多く利用されます。
 ホールを挟んで羊舎と牛舎に分かれており、羊舎には研究室で飼育している羊や、農場の雄羊がいます。
 研究室で羊を管理したり、牛と触れ合うサークルがあったりするので、学生の出入りが多いです。
 牛舎には、農場で管理する5種類の肉専用種がいます。

 品種  原産地 特徴 
 黒毛和種

 日本  もともと役肉兼用種として改良されていたが、第2次世界大戦後、役用が廃れたので、昭和30年ころから肉専用種として改良された。現在、日本の肉用牛の90%以上が黒毛和種である。
 肉質は世界最高と称されており、筋繊維が細かく、脂肪沈着(霜降り、サシ)が密である。
 連続した生産能力に優れ、早熟で結核症に強いが、粗飼料の利用性が低い。
 日本短角種

 日本  明治4年に、旧南部藩内にいた在来種に、イギリス原産のショートホーンをアメリカから輸入し、交雑したのが始まりである。日本の肉用牛の1%ほどしかおらず、東北北部と北海道に集中している。
 和牛の中では大きく、体積があるのでかなり肉用型である。
 肉質は筋繊維がやや粗く、脂肪沈着も乏しいが、粗飼料の利用性が高く、足腰も丈夫なため放牧に向いている。
 褐毛和種

 日本  明治40年に、熊本県、高知県にもともといた朝鮮牛系の牛に、乳肉兼用種であるシンメンタールを交雑したのが始まりである。熊本県の場合はシンメンタールの影響が強く、高知県の場合は朝鮮牛の影響が強いといわれている。現在は日本の肉用牛の1%ほどしかおらず、その60%以上が熊本県に存在する。
 体型は大きめで、毛色はジャージー牛に似た黄褐色を帯びている。
 肉質は筋繊維がやや太く、脂肪沈着も乏しいが、耐暑性に富み、粗飼料の利用性がかなりよい。
 ヘレフォード

 イギリス  世界三大肉用種といわれ、非常に丈夫で飼い易いため、世界に最も広く分布しており、各国で在来種の改良に用いられてきた。日本には第2次世界大戦後まもなくアメリカから入り、さらに昭和36年にアメリカから岩手、青森、北海道に入れられている。
 毛色は濃褐色で、白面斑が頸、背、胸にまで及んでいる。
 肉質は、赤肉量は多いが脂肪沈着は乏しい。
耐暑性、耐病性が高いので、放牧に適している。
 シャロレー

 フランス  大型なので、もともとは役用とされていたが、やがて役肉兼用とされ、現在は肉専用となっている。日本には昭和35年に北海道に入れられたが、現在ではほとんど現存しておらず、日本では珍しい品種である。
 毛色はクリーム白色である。
 発育がよく、赤肉量は多いが、生時体重も大きいので、初産だと難産の恐れがある。

バナースペース

北里大学獣医学部 附属フィールドサイエンスセンター 十和田農場

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